みなさん初めまして、KOMIKOMIです。英語の教師をしています。大学・語学学校・予備校など、いろいろなところで英語を教えていますので、教える英語も、コミュニケーションの英語、資格試験の英語(TOEFLやTOEIC)、受験用の英語など、いろいろ教えています。これには実は理由があります。
今や英語はかなり細分化されています。そのため、生徒の目的に合った英語を教えなければなりません。これかかなり大変なのですが、いろいろな英語を教えることで、僕自身学ぶことが多いのです。準備や講義に追われる毎日ですが、とても充実した日々を過ごしています。
また、このように細分化されてしまった英語を、総合的に考えたいという思いがあります。例えば、僕自身大学受験までで英語をかなり勉強しましたが、全くしゃべれれるようにならずに、それがコンプレックスでした。大学院に入ったぐらいからコミュニケーションの英語を学び始め、少しずつ英語力が上がってきましたが、その時に受験までで学んだ文字を基本とした英語の勉強が、非常に役立ったのです。そのため、予備校ではもちろん大学の合格を第一に考えて教えていますが、それを元に、大学移行で楽しみとしてコミュニケーションの英語も勉強して欲しいと指導しています。
逆に、大学や語学学校などで教える英語はコミュニケーションのための英語が中心になりますが、自分自身が勉強をするにつれ、本当の英語力というのは会話力だけではないんだなということを痛感するようになりました。会話に必要なSpeakingとListeningはもちろん、ReadingやWritingの能力を含めた4技能がバランスよく向上して初めて、本当の意味で役に立つ英語力になると思うのです。また会話も、友達内の軽い話題はもちろんですが、たまにはまじめな話題もしゃべれるようになりたいものです。そのためには、英語力だけでなく、いろいろな情報を得て、いろいろな話題に関して自分なりの意見を持つことも大事になります。これがあってこそ始めた会話力が生きてくるというものです。ですから大学や語学学校では4技能を総合的に、しかもできる限り楽しんで学べるように授業をしています。また資格試験の英語を教えるときも、テストの点数だけでなく、それを含めた全体的な英語力をつけるように指導しています。
そして一番大事なのは技能ではなく、心構えだと思います。英語力がそれほどなくても、楽しく他者とのコミュニケーションをとっている人は、英語力がたとえ高くとも自分の意見しか言えない人よりは、はるかに魅力的です。英語ができないと国際人じゃないとよく言われますが、そんなことはありません。英語は自分と違った人との交流をするためのあくまでツールであって、それをどのように使うかが一番大事ではないでしょうか?英語だけに限らず、自分と違った立場や意見の人を尊重し、かつ自分の意見も的確にいえる人間、それこそ本当の国際人であり、これは英語力とは直結しません。ただし、もちろん英語が出来た方が世界が広がります。そして英語を使ったコミュニケーションは、大げさにいうと自分の人間性を高めてくれます。
ですから、僕は英語を学ぶことや、英語を使ってコミュニケーションをすることが好きですし、そのための英語力や心構えを育てられるような教師になりたいと思っています。
えらそうなことを書きましたが、まだまだひよっこです。このメルマガやHPを通してみなさんと情報交換などをし、お互いの英語力アップに役立てればいいなって思っています。ぜひ一緒に楽しく英語を学びましょう!
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