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がんばれ大学受験生-タイプ別アドバイス!
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高校生は、勉強面でも生活面でも、本当に楽しい時期。一生残る思い出は、高校生の時が一番多く作れるかもしれない。ただし、何となく過ごしちゃうと高校生活が充実しないし、大学受験をする人は特に高校生活と受験生活の両立が大事になってくる。 そこでこのページでは、現役生全般へのアドバイスを書くよ。各学年のもあるので、自分の学年のものと合わせて読んでね!特に高校3年生は、「高3生へ」とセットで書いてるから、そちらも重要だよ!!
<ポイント> |
<現役生全般へのアドバイス> |
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現役生のみんな、高校生活は楽しんでるかな?僕は硬式テニス部に所属していたんだけど、めちゃめちゃ体育会系で、上下関係も厳しかったから、大変なことが多かった。でもその中で、集団生活を送る上で身につけておかなければいけない礼儀や、目標に向かって努力することの大切さを学んだし、厳しかったからこそ同級生の奴らとのすばらしい仲間意識が生まれた。今でもたまに集まって飲むと、毎回同じような高校の時のバカ話になるんだけど、何回話しても楽しいもん。高校の思い出はほとんどがテニス部の仲間と過ごしたことしか残ってないぐらい、部活面では本当に充実した3年間だった。だからみんなにも、何かに燃えることができる高校生活を送って欲しい! でも、勉強面は全くもってだめだめだった。部活が忙しいこともあったんだけど、定期テストの前に完全一夜漬けだけして、普段は勉強したことは皆無に等しいし、部活が終わっても受験勉強をせず、毎日遊んでた・・・今思えば、部活を言い訳にして、現実に立ち向かうことから逃げていたんだと思う。こんなんで受かるわけないから、受験の結果は散々だった。だからみんなには、勉強面では僕みたいな失敗をして欲しくない! みんなは、勉強はどうかな?僕もそうだったんだけど、現役生は何をやっていいのか分からなくて戸惑うことが多いはず。定期テスト前に少しだけ勉強して、他は勉強はろくにしない。そして受験生になっても、何をやればいいのか分からないうちに時だけが過ぎていき、入試本番を迎えてしまう・・・これが現役生に多い危険パターン。 そうならないために必要なのは、まずは冷静な自己認識!いま自分はどういう状況なのかをいち早く分析し、今すべきことをしっかりと考え、その分析を生かして計画を考えて実行することで初めて、自分に合った受験勉強への取り組み方をしっかりと確立することができる。そしてこれこそが、大学合格への最大のポイントなんだ。このことは、学力を上げるための勉強面においてはもちろん大事だし、モチベーションを上げるための生活面においても大事だからね。 例えば、部活動が忙しい人は、3年生になってもすぐに受験勉強ができるわけじゃないのだから、高1高2のうちに、1日30分でいいからその日の学校での勉強を復習するとか、学校の行き帰りの時間に本を読むとか、行きたい大学や学部を考えておくとかをすることで、高3の最初の分を早めに補っておく。そして、最後の大会が終わったら、すぐに大学受験に切り替えるようにすればいい。 一般的に見て、現役生は浪人生に比べ、受験に対する考えが甘い人が多い!高3生を教えていても、「これで本当に受験生なんだろうか?」って思うことすらある。君達の中で、「こんなもんで受かるだろう」とか、「いざとなりゃ浪人して来年に受ければ受かるさ」とか考えてる人は、即刻考えを改めた方がいい! 実は僕もそうだった。部活が終わったのが遅かったのを言い訳にして、実力もないのにプライドだけは一人前だったから、「今年へんな大学に入るぐらいなら、浪人して早慶に入れればいいや」とか考えてた。だから現役の時は、勉強に全く身が入らなかったんだ。 教師をやっている今の僕が当時の僕に会うことができたら、大声で叱り飛ばしてるはず。大した努力もしないのに難関校なんて受かるわけがないし、言い訳を作って努力をすることすら放棄していた現役生の時の僕は、まさに今の僕が一番見ていて情けないタイプの受験生だったからね。高3生の授業でもよく言うんだけど、「どんな状況であっても、今できる最大限の努力をすることが何よりも大事で、来年のことなんて結果が出てから考えればいいんだ!」僕の場合は浪人して志望校に合格したからまだよかったけど、現役の時にもっと大学受験に真正面から取り組んでいれば、結果はどうあれ、また違った未来が見つけられたはず。だから君達には、僕のようにはなって欲しくないんだ! 浪人生達は、本当に朝から晩まで必死に勉強をしている。もちろん中には現役生以上に受験をなめている人もいるけど、そんな人間は相手にならないから無視しておけばいい。ほとんどの浪人生は、君達現役生が学校にいる間も、予備校などに通って大学受験のためだけの勉強をしているんだ。だから、勉強量ではかなりの差があることは否定できない。 量でかなわない君たちはどうすればいいか?それには、質を上げるしかない!質を上げるには効率のよい勉強法がもちろん大事だけど、いくらいい方法で勉強したって、精神面が充実してなかったら効果は半減する。集中し、目的意識を持って勉強するだけで、勉強の質はずいぶん違ってくるからね。 現役生にとっては、大学は遠い存在過ぎてイメージがわかないと思う。イメージが分からないまま受験生になって受験に入ってしまうから、漠然とした勉強をしてしまい、結果的に効果が上がらないということがありがち。だからこそ現役生は、浪人生以上に何事も早め早めに行動しないといけないんだ! 高1高2のうちはまだ根をつめなくてもいいし、下にも書くように高校生活を大事にして欲しいけれど、新高3(高2の終わりの春休み)から始まる本格的な受験生活のために、できる限りの準備をしておく必要がある。基礎的な学力をつけておくことはもちろん、大学受験や自分の将来についても、できるだけ早めに考えておくことが大事。 そして新高3年生になったら、すぐに大学受験モードに切り替えることが大事なんだ。明確な目標を持ち、しっかりと今やるべきことに集中し、目標を実現するための最大限の努力をすることを怠らなければ、勉強量は浪人生にかなわなくても、彼らに勝つことができる。それにプラスして、自分に合った効率のよい勉強をすれば鬼に金棒!もちろんスタート時の学力は大事だけど、やるべきことをしっかりとやれば、スタート時の学力はどんなに低くたって、1年あればどんな学校だって合格できるんだ!!少子化などで大学に入りやすくなっている今は、特にチャンスだよ。 |
<ポイント> |
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上記の<現役生全般へのアドバイス>を踏まえて、ここからは特に重要なポイントを4つに分けて説明するね。
いくら高校生は学校があるので時間がないからといって、いきなり難しいことばかりやってもできるようにはならない。何事も土台作りが大事。大学受験の土台となる、基礎的な学力をまず固めよう!そして、だんだんとレベルアップをしていこう。大丈夫、しっかりと計画的にやれば、あせらなくても学力は上がるからね。逆に、あせって周りが見えなくなって、やるべきことをやれなくなるほうが怖い・・・ 基礎固めには、まずは教科書レベルのものを勉強するのが一番。高1&高2のうちは、学校の勉強をしっかりとやれば、十分基礎力作りになる。高3の場合は教科書だと時間がかかりすぎるから、大学受験の基礎的なレベルの教材を使って勉強すればいい。もちろん予備校の基礎レベルの授業を活用することも有効。分からない部分を質問しやすいしね。 本当に苦手なら、中学レベルまでも戻るのも非常に有効な方法。苦手じゃない人も、時間があるうちに、簡単に言えば高2の終わりまでに、中学の勉強のおさらいをしておくといい。大学受験の予備校や市販の教材などは、どんな基礎レベルのものであっても、中学までの勉強は身についているという前提で行われる。だから、中学の勉強をしっかりと固めておくことで、大学受験のスタートがスムーズに切れるからね。 あせらず着実に、長期的な視野を持って学習し、最終的に合格圏内に滑り込むこと!これが、現役生に有効な戦略だからね。
模試を受けて偏差値や判定が悪くても落ち込んじゃだめ!落ち込んでるひまがあったら、悔しさをばねにがんばろう!模試というのは偏差値や判定以上に、自己分析に役立て、今後の勉強方針を立てるためのもの。だからできないことが大きな意味を持つことも多いんだ。 現役生はスタート時の学力が低いから、偏差値など低くて当たり前。そこであきらめるか、自分を信じてあきらめずに努力を続けるかによって、道が大きく分かれるんだ。やるべきことをしっかりとやっていれば、徐々に結果が現れてくる。一般的に、現役生は浪人生に比べ、高3の後期以降の学力の伸びが大きい。もちろん、やるべきことをやった人だけだけどね。だから、あきらめるのはもったいないんだ! 小さいときから勉強が苦手だったり、学校の成績が悪かったとかで、志望校をあきらめたり、大学に行きたいのに受験することすらあきらめてしまう人がいる。自分が行っている高校の学力が低いとか、受験する人がほとんどいないとか、環境のせいにする人もいる。気持ちは分からないでもないけど、僕からすれば非常にもったいない!大学受験は、ごく一部の人だけが受かる特殊な試験ではないから、やるべきことをやれば、どんな人でも、どんな学校でも受かるんだ。しかも、最終学歴が大事なんだから、そういう人こそ逆転のチャンスがあるとも言える。 だから、結果も出ていないうちから偏差値とか状況とかによって自分の可能性にふたをしてしまうのは、意味がない。どんな状況に陥っても、最後の最後まで絶対あきらめずにがんばり抜こう!
ただやみくもに勉強しているだけでは、効果が薄い。まずは教科や分野別に自己分析をし、それを踏まえた計画を立て、その計画を実行し、適時自己分析を見直して修正することによって初めて、自分に合った効率のよい勉強法を見つけることができるんだ。 大学受験では教科は複数ある。だからバランスが大事だし、つい後回しにしてしまう苦手教科から逃げている限り合格はできない。受験当日には受験を突破できるだけの実力をつけるように、全体的なバランスを考えて、しっかりと勉強しなければだめだよ! 「こんなの当たり前じゃん」って思った人も多いよね。でも、この当たり前のことをやってない人が本当に多い!どうすればいいか分からない人は、今すぐに予備校の先生などに相談しよう。予備校の先生はプロだから、一番身になったアドバイスをしてくれるはず。 もちろん、僕に聞いてくれてもいい!このHPには、英語を中心にいろいろな効果的な方法が書いてあるし、掲示板で相談に乗ることもできる。面と向かって話せるわけではないから、実際に教えている生徒ほどは深いアドバイスはできないけれど、HPや掲示板を使うだけでも、自分の現状把握ややるべきことはかなり分かるはず。だから、有効に活用してね!
4.高校生活を大切にすること! 君達は、受験生であると同時に、高校生でもある。勉強のことばかり考えて、楽しい学校生活や、大切な友達関係をおろそかにしては、絶対にいけない!一度しかない大切な高校生活をおろそかにすると、絶対後で後悔することになるよ。だから、高校生活を大切にして欲しい! 確かに、受験勉強と高校生活は一致しない面も多い。例えば、体育会系の部活は、引退するのが遅いと受験勉強のスタート時が遅くなるので、不利であることは否めない。でも、自分が不利なことをしっかりと認識して、高1や高2のうちから少しずつ受験勉強を始めるなどして早めに対処しておけば決して不利にならないし、受験勉強で大事な集中力と体力をつけるという意味では、逆に有利になることも多いんだ。だから、体育会系の部活に限らず、自分がやりたいと思ったことにはぜひともチャレンジして欲しい!高校生の今だからしかできないこともあるからね。 要は切り替えが大事だということ。勉強する時は勉強し、遊ぶ時は遊ぶ。うまく切り替えられれば、高校生活が受験に不利になることはありえない。だから、勉強だけの3年間は絶対送って欲しくない。高校は勉強はもちろん、いろんなことを教えてくれるところ。僕も高校生活で、今にもつながる大切なことはたくさん学んだ。だからみんなにも、充実した高校生活を送って欲しいな。
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