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がんばれ大学受験生-英語の過去問分析データベース
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このページでは、早稲田大学−教育学部(文系)2005年度の英語を僕なりに分析したものを公開します。過去問利用の時に、参考にしてね!
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<データ> |
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制限時間−90分 配点割合−50/150点 合格最低点−90〜99点(約60〜66%)…英語−30〜33点 *学科と専修によって配点割合や合格最低点に変化あり |
<時間配分と解く順番> |
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〔1〕15分 〔2〕20分 〔3〕10分 〔4〕20分 〔5〕15分 〔見直し〕10分 〔3〕→〔1〕→〔5〕→〔4〕→〔2〕 *〔3〕の会話読解以外は読解問題であり、1つの大問あたり15分から長くても20分以内で解かないと、全体で時間切れを起こす危険性が高いので、しっかりと時間配分を守ろう。解く順番は、どの順番でも大差ない。設問の少ない順に解いたり、文章が読みやすい順に解くとよい。 |
<大問別分析> |
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〔1〕 読解 テーマ−科学技術(新しい伝言サービス) 難易度−☆☆☆ 内容度−☆☆☆☆ 勉強度−☆☆☆
1 空所補充(前置詞)×5 ☆☆ *まずは、1のような知識問題を取りこぼさないことが大事。前置詞の空所補充が苦手な人は、熟語の問題集や文法問題集の前置詞のところを勉強しよう。3の内容一致は、文章の論旨を抑えれば選べるが、細かいところも問われているので、内容一致の解き方の基本である消去法もまぜて解こう。
難易度−☆☆☆☆ 内容度−☆☆☆ 勉強度−☆☆☆☆☆
1 空所補充 ☆☆☆ *文章が読める力があるかどうかを見るのに役立つ、とても勉強になる文章。自然科学の文章なので少し難しめだが、読解力があればちゃんと読めるはず。2段落の第1文が一番重要で、「現在の温暖時代のまだ半分も行っていない→次の氷河時代はまだまだ先」というメインアイディアをつかめるかどうかがカギ。これが設問10につながっており、これがちゃんと解けているかどうかで、文章を読む力を測ることができる。ちなみに、第2段落をもっと具体的に説明したのが第4段落で、書き換えになっていることに注意すれば設問5も解ける。ただし、文章内容に関するものよりも、空所補充などの知識問題や文を読めるかどうかを問う問題が多く、根拠を持って解く練習をしないと大きく点数を失いかねないので、バランスが大事。
難易度−☆☆☆☆ 内容度−☆☆ 勉強度−☆☆☆
1 空所補充 ☆☆☆☆ *会話の読解だが、文章と設問共にかなりレベルが高い。特に10の内容一致は、しっかりと考えないと解けないだろう。この大問も〔2〕と同様に、いろいろな問題が組み合わさっているので、解ける問題を確実に解くことが大事。
難易度−☆☆☆☆ 内容度−☆☆ 勉強度−☆☆☆☆
1 下線部意味 ☆☆ *ビクトリア時代に関する説明文なので、ただ文の意味を取っていくだけでは文章全体のトピックがいまいちはっきりつかめず、設問10が解けないだろう。そんな時こそ、段落ごとのトピックを抑え、全体につなげる読み方が重要になってくる。ただしこの問題も、〔2〕と〔3〕と同様に知識問題が多いので、まずはそちらをしっかりと抑えることが大事と言える。
難易度−☆☆☆ 内容度−☆☆☆☆ 勉強度−☆☆☆☆
1 空所補充×4 ☆☆ *論旨展開がしっかりしている読みやすい文章であり、設問も他の大問と比べると平易なので、この大問で点数を稼ぎたい。4の(4)だけ難しめだが、他の設問に関しては早稲田レベルなら、8割以上の正答率は欲しいところ。 |
<問題全体のポイント> |
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制限時間が90分に対して、いろいろな種類の読解問題が大問で5つの構成。教育学部は毎年幅広いテーマの読解問題が出題されるので、普段からいろいろなテーマの文章を読むことが大事。その際、文章を読む力が重要であることが言うまでもない。ただし、読解の中に語彙・文法・アクセントや発音などの知識問題がかなり含まれている。早稲田レベルになると知識問題はできて当たり前、内容一致や内容把握やタイトルなどの思考問題が出来るかどうかが勝負になる。さらに大問内の設問自体がいろいろな種類で構成されているので応用力が大事だし、読解問題ばかりで設問数も多いのでスピードも非常に重要である。総合的な英語力が問われているから、普段からさまざまな英文や問題に当たることで、知識の幅・思考力・応用力・スピードをつけよう。その際、制限時間を決めて、スピードよく読んで正確に解く練習が有効。 |