↑日本人向けの英字新聞を読もう!!↑ |
Endless Dream!-英語で世界・・・
|
このページでは、僕が実際に読んだおすすめの洋書やリーディングに役立つ本などをコメント付きで紹介します。あらすじ&リーディングの際のコメントなども書いておくので、読む前に参考にして、みんなもぜひ読んでみてね!(リーディングについてのコメントは「リーディング」にあるよ。)
<絵本> <ネイティブ子供向けGraded Readers> <外国人英語学習者用Graded Readers> <Roald Dahl> <洋書> |
*順番は「リーディングをする前に読むとよい本」と「日本人向けのリーディングの本」はお勧め順(シリーズは発行順)。 それ以外の読み物は難易度順。 語彙レベルや出版社のレベル分けを参考に、僕の主観も混ぜています。 洋書の難易度は、洋書レベルにおける難易度なので、リーディング力がある程度ある方々向けです。 SSSのHPも参考にさせてもらっています。 新しいものだけ一定期間一番上に来ます。
タイトルはAmazonにリンクしてるので、よかったら購入してみてね。
面白度の評価は5段階評価で、☆5が最高。 |
<リーディングをする前に読むとよい本> |
---|
本のタイトル | 著者 |
出版社 | |
本についてのコメント | |
ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本 | 向山淳子+向山貴彦 |
---|---|
幻冬舎 | |
英語の簡単な仕組みがかわいいイラスト付きで解説されているので、楽しいし、とても分かりやすい。それを基に、簡単な物語も解説されているので、まずはこれを読んで、英語の仕組みやリーディングのコツをつかむといいよ! | |
快読100万語!ペーパーバックへの道 | 酒井邦秀 |
ちくま学芸文庫 | |
英本レベルの簡単な本から始め、辞書なしでどんどん多読することでリーディング能力の向上を目指す方法を紹介してある。レベル別のおすすめの本も数多く紹介されているので、参考にするといいよ! |
<日本人向けのリーディングの本> |
---|
本のタイトル | 著者 |
出版社 | |
あらすじ(内容)と、本についてのコメント | |
Big Fat Cat and The Mustard Pie | 向山貴彦+たかしまてつを |
---|---|
幻冬舎 | |
パイ屋のオーナーのEdは、飼い猫になったBig Fat Catが店の売り物のパイを盗み食いすることに手を焼いていた。そこで彼は、一つの策を考える・・・ 「ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本」の続編で、BFCシリーズの第1弾。簡単なストーリーに解説も付いているので、洋書だとちょっと・・・って人は、まずはここから始めてみよう! | |
Big Fat Cat Goes to Town | 向山貴彦+たかしまてつを |
幻冬舎 | |
アウトサイドモールのパイ屋を失ってしまったEdは、Big Fat Catとともに街に向かう。そこで彼は、一筋の希望の光を見つける・・・ BFCシリーズのパート2。これも、面白く、ちょっと切ないストーリーを、簡単な英語で書いてある。物語自体の読み物としても、十分に面白いよ。 | |
Big Fat Cat AND THE GHOST AVENUE | 向山貴彦+たかしまてつを |
幻冬舎 | |
お金を奪われ、Big Fat Catも行方不明。そこでEdは、自分の怪我をおして、ネコ探しに向かうのだが、彼が行き着いた先には・・・ BFCシリーズのパート3。前2作よりは若干難易度が上がったが、全部を無理して理解しようとしない読み方がとてもよい。続きが気になるよー。 | |
BIG FAT CAT AND THE MAGIC PIE SHOP | 向山貴彦+たかしまてつを |
幻冬舎 | |
スラム街に新しいパイ屋を開いたエド。周りの人々の協力と、エドの作るパイのおいしさと安さから、店は大繁盛。しかしそんな時ある事件が・・・ BFCシリーズのパート4。今回は、会話中の決まり文句について詳しく解説してある。決まり文句は意味だけでなく使い方も大事。その意味でも、この本は非常に勉強になるよ。 | |
Talking About the World−Q&A(「英語で話す「世界」Q&A」) | 講談社インターナショナル |
講談社 | |
世界中の様々な事柄を、Q&A形式で紹介。(環境、民族、宗教、政治などなど盛りだくさんな内容) 「英語で話す」シリーズの一つ。対訳形式だから、1ページの左に日本語、右に英語になっているけれど、できる限り日本語に引っ張られず、英語を読むとよい。どうしても分からないところだけ参考程度に! | |
Talking About the USA−Q&A(「英語で話す「アメリカ」Q&A」) | 賀川洋 |
講談社 | |
アメリカに関する様々な事柄を、Q&A形式で紹介。(国土、歴史、政治、経済、文化などなど盛りだくさんな内容) 「英語で話す」シリーズの一つ。これも日本語は極力使わない方がいい。英語を勉強するなら、アメリカやイギリスについて知っておくと、非常に役立つよ! |
<絵本> |
---|
本のタイトル | 作者 | |
出版社 | 絵のかわいさ | 内容の面白さ |
あらすじ(内容)と、本についてのコメント | ||
The Giving Tree | Shel Silverstein | |
---|---|---|
Harpercollins Childrens Books | ☆×3 | ☆×5 |
あるところに大きな木があり、その木のもとには毎日少年が遊びにきていた。木と少年はとても仲良く遊んでいるが、時が経つと次第に・・・ 絵本は単なる子供向けの幼稚な話ばかりではなく、大人も考えさせられるほどの内容を持ちうることが分かるのがこの本。この本を読めば、人間と自然の関係について、いろいろなことが考えさせられるはず。本当にお勧めの絵本! | ||
Little Daruma and Little Tengu | Satoshi Kako | |
Tuttle Pub | ☆×5 | ☆×4 |
だるまちゃんと天狗ちゃんはとても仲良し。だるまちゃんは天狗ちゃんとおそろいのものが欲しくて、お父さんだるまにお願いを・・・ だるまちゃんがとってもかわいいだけじゃなく、天狗ちゃんと同じものをどのように他のもので代用するかがとても面白く、内容的にもとてもいい!こういう日本の絵本がもっともっと海外に翻訳されていくといいね。 |
<ネイティブ子供向けGraded Readers> |
---|
本のタイトル | 作者 | |
出版社 | シリーズ | 面白さ |
あらすじ(内容)と、本についてのコメント | ||
Biscuit | Alyssa Satin Capucilli | |
---|---|---|
Harper Trophy | My First I Can Read Book | ☆×4 |
なかなか寝ないBiscuit、ちゃんと寝るかな・・・(Biscuitというかわいい犬と女の子のお話) 英語はとっても簡単だけど、ちゃんとストーリーがある。犬好きには特におすすめ!また、基本的に同じ3文ずつの構成で書かれているので、その表現がすんなり身に付くよ。 | ||
Morris Goes to School | B. Wiseman | |
Harper Trophy | I Can Read Book 1 | ☆×5 |
ヘラジカのMorrisは、字が読めず、数も数えられなかったので、キャンディー屋さんに勧められて、学校に通うことにする・・・ Morrisが文字や数を思えていく様子はほほえましいだけじゃなく、小さい子供が覚えていく様子が垣間見えて勉強にもなる。あと、Morris、子供たち、先生のやり取り(言葉遊びが多数されている)がとっても面白いよ! | ||
Frog and Toad Are Friends | Arnold Lobel | |
Harper Trophy | I Can Read Book 2 | ☆×5 |
春が来たので、FrogはToadを起こしに行くが、ねぼすけのToadはなかなか起きない。そこでFrogはある方法を思いつく・・・(とっても仲良しのFrogとToadの物語が5つ収録) 2人(2匹)の友情は本当に心温まる。ちょっと間抜けなToadがとってもかわいいし。簡単な英語を使ってこれだけの物語を作れるってのは、驚きだね。簡単な本を読むことがばかにできないことを気づかせてくれる本! | ||
Frog and Toad Together | Arnold Lobel | |
Harper Trophy | I Can Read Book 2 | ☆×5 |
朝起きたToadは、今日やるべきことのリストを作る。彼はその通りに行動し、できたものから順に消していくのだが、そのリストが・・・(とっても仲良しのFrogとToadの物語が5つ収録) この本でも、2人(2匹)のやり取りに、思わず微笑んでしまうこと間違いなし!特に"Cokkies"というお話の最後のオチは、思わず笑ってしまった。 | ||
Frog and Toad All Year | Arnold Lobel | |
Puffin Books | I Can Read Book 2 | ☆×5 |
冬になり、FrogはToadを外で一緒に遊ぶために誘いに行くが、寒がりのToadはなかなか外に出ようとしない・・・(とっても仲良しのFrogとToadの物語が5つ収録) 二匹の友情が四季の移り変わりと共に描写されているのだけれど、その季節をまさに表した面白いエピソードになっていてとても面白い。特に"Down the Hill"の最後のオチがToadらしくて思わず笑っちゃったよ! | ||
Days With Frog and Toad | Arnold Lobel | |
Harper Trophy | I Can Read Book 2 | ☆×5 |
めんどくさがりのToadは、散らかった部屋の掃除や植物への水遣りを「明日する!」といって寝続ける。しかしふと明日の自分を想像し・・・(とっても仲良しのFrogとToadの物語が5つ収録) この本も、ちょっと間抜けなToadをFrogが機転を利かして助けるという関係なんだけど、特に"The Hat"というお話でのFrogの機転と彼の友達へのやさしさは、とってもほほえましいよ! | ||
The Smallest Cow in the World | Katherine Paterson | |
Harper Trophy | I Can Read Book 3 | ☆×3 |
少年Marvinは、家族と農場で生活している。その農場には、Rosieという名の凶暴な牛がいた。みんなはその牛を嫌うが、Marvinだけは牛をかわいがる。そんな中、牧場が・・・ Marvinの心のやさしさと、それによって家族のRosieへの態度も変化していく様子はがほほえましい。そして何と言っても、Rosieの変化(ネタバレするので省略)が意外で面白かった。 |
<外国人英語学習者用Graded Readers> |
---|
本のタイトル | 原作者 | 原作 | |||
出版社 | シリーズ | 語彙レベル | 面白さ | ||
あらすじ(内容)と、本についてのコメント | |||||
The Coldest Place on Earth | Tim Vicary | ||||
---|---|---|---|---|---|
Oxford | Oxford Bookworms Library 1 (True Stories) | 400 | ☆×4 | ||
1910年、人類初の南極点到達を目指す2つのグループの命がけのレースが始まる。1つはアムンゼンの率いるノルウエー隊、もう1つはスコットに率いるイギリス隊だが・・・ 実話に基づく話なので、現実感があって、面白く読める。2人のリーダーに率いられた2つのグループの違いと、その結末のつながりをみると、もっと興味深く読めるかな。1にしては難しめなので、これがすらすら読めたら次の段階に行こう! | |||||
David Beckham | Bernard Smith | ||||
Penguin | Penguin Readers 1 | 300 | ☆×3 | ||
英国で一番有名なサッカー選手といえば、David Beckham。サッカーの結果だけでなく、家族、広告、お金、車、そして髪型など、あらゆることが新聞紙面をにぎわす・・・ ベッカムの子供時代から日韓ワールドカップまでの人生がコンパクトにまとまっているので、興味深い。特にアルゼンチン戦で犯してしまった反則から変わっていく様子は、ぜひ知っておきたいことろ。サッカー好きならぜひ抑えたい1冊! | |||||
The Gift of the Magi and Other Stories | O. Henry | 原作 | |||
Penguin | Penguin Readers 1 | 300 | ☆×4 | ||
若夫婦のJames夫妻は、貧乏生活の中でも、お互い愛し合っていた。Dellaは愛する夫へのクリスマスプレゼントを買うために、自分の大切にしていたものを・・・(5つの短編集) かなり短くしてあるけど、それぞれが面白くまとまっている。O. Henryの短編はすばらしいものが多いし(この本の最初のと'The Last Leaf'は超有名)、それほど難しくないので、これであらすじをつかんだら、原作にチャレンジするのがおすすめ! | |||||
The Adventures of Tom Sawyer | Mark Twain | 原作 | |||
Oxford | Oxford Bookworms Library 1 (Classics) | 400 | ☆×4 | ||
冒険好きのTomは、友達のHuckらと共に、いろいろな冒険をする。ある日、死んだ猫を使ってお化けを見ようと墓場に行った2人は、とんでもない光景を目撃してしまう・・・ 小さい時に読んだ人も多いだろう「トムソーヤの冒険」。かなり短いけれど、トムの機転の面白さなど、見所は満載。これを読んでから、The Adventures of Huckleberry Finnを読んでみるのがおすすめ! | |||||
The Elephant Man | Tim Vicary | 原作 | |||
Oxford | Oxford Bookworms Library 1 (True Stories) | 400 | ☆×3 | ||
医者のTrevesは、ある日Elephant Man(Merrick)という姿が非常に醜い男の見世物小屋を見つける。そのかわいそうな男に興味を持った医者は、彼のことを研究したいと申し出る・・・ 昔映画を見た気がするし、有名な話だけど内容忘れちゃってたので見てみたら、まあまあ面白かった。人間の善性やそれによってMerrickが変わっていく姿はとってもいい。映画や原作はもっと複雑で面白いんだろうな。 | |||||
One-way Ticket | Jennifer Bassett | ||||
Oxford | Oxford Bookworms Library 1 (Human Interest) | 400 | ☆×2 | ||
電車での旅行が好きなHarrisは、静かな列車の旅を楽しんでいた。そんな中、2人の男女が言い争いをしながら客車に入ってくる・・・(Mr Harris and the Night Trainを含む3つの短編集) 列車で起きた3つの出来事の短編集だけど、最後のMr Harris and the Night Train(☆3つ)は面白いけど、前に2つはいまいちかも。でもとても分かりやすい英語で書いてあるので、英語が苦手な人でも楽に読める本だよ。 | |||||
American Life | Vicky Shipton | ||||
Penguin | Penguin Readers 2 | 600 | ☆×4 | ||
アメリカ合衆国やアメリカ人の生活について、様々な面からコンパクトに紹介。 英語を勉強するなら、アメリカについて学ぶのはいろんな意味で大事。非常にコンパクトで面白いし、中にはなるほどと思うのも多い、とてもいい本だよ! | |||||
Robinson Crusoe | Daniel Defoe | 原作 | |||
Penguin | Penguin Readers 2 | 600 | ☆×4 | ||
Robinson Crusoeは、船での航海へと旅立つ。ブラジルを出発しアフリカに向かうが、船は突然の嵐に見舞われてしまい、唯一生き残った彼は島に取り残される・・・ 子供のころに読んだ人も多いだろうから、すんなり読めるはず。僕も読んでいて、すごくなつかしかった。短い中にも、主人公の苦悩や冒険シーンがうまく描写されているから、これを読んで楽しめたら、原作にチャレンジしよう! | |||||
Sherlock Holmes Short Stories | Sir Arthur Conan Doyle | 原作 | |||
Oxford | Oxford Bookworms Library 2 (Crime & Mystery) | 700 | ☆×3 | ||
LondonのBaker Streetに住むSherlock Holmesのところに、Helenという女性が助けを求めてやってくる。彼女は姉と同じような謎の死に見舞われるのではないかという恐怖に追われている・・・(The Speckled Bandを含む3つの短編集) かなり短くなっているので、原作の面白さは薄れちゃってる気がする。ただ2番目のA Scandal in Bohemiaはすごい面白いよ。(原作でも読みたい!) | |||||
The Adventures of Huckleberry Finn | Mark Twain | 原作 | |||
Oxford | Oxford Bookworms Library 2 (Classics) | 700 | ☆×5 | ||
Huckは、後見人のおばさんとの息苦しい生活、飲んだ暮れの父親との過酷な生活を逃れ、自由を求めて逃亡する。彼はその途中逃亡奴隷の黒人Jimと出会い、2人で壮大な旅へと出発する・・・ 原作も昔読んだことあるけど、コンパクトにしてるにも関わらず、本の面白さやオチは、十二分に伝わってくる。この本を楽しめた人は、将来原作にも挑戦してみよう!(自由の本当の意味を考えさせられるよ。) | |||||
A Christmas Carol | Charles Dickens | 原作 | |||
Oxford | Oxford Bookworms Library 3 (Classics) | 1000 | ☆×5 | ||
Scroogeは、金儲けのことばかり考える老人で、クリスマスでさえくだらないものと考え、せっかく誘いに来てくれたおいを追い返す始末。しかし彼は死んでしまった仕事のパートナーの亡霊に出会う・・・ Scroogeが不思議な体験をし、自分のことを省みていく姿は、非常に感動的。特に、事務員の家の様子には、泣きそうになる。ちょっとできすぎではとも思えるけど、それは短いから仕方ないし、十分に感動的な本だよ。 | |||||
Frankenstein | Mary Shelley | 原作 | |||
Oxford | Oxford Bookworms Library 3 (Fantasy & Horror) | 1000 | ☆×5 | ||
科学者のVictorは、死人を生き返らせる実験に成功するが、出来上がったものはとんでもない怪物だった。恐ろしくなった彼は、怪物を置いて逃げてしまう・・・ 有名な「フランケン・シュタイン」だけど、しっかり読んだことがなかったので、話の内容にちょっとびっくり。ただの怖い怪物ものってだけではなく、科学の発展とそれを背負うべき人間の責任というのは、現代にも通じる深いテーマ。原作もぜひぜひ読んでみたい! | |||||
Tooth and Claw | Saki | ||||
Penguin | Oxford Bookworms Library 3 (Short Stories) | 1000 | ☆×3 | ||
両親を失い、おばと生活しているConradinという男の子は、そのおばが大嫌い。物置で買っていた秘密のフェレットSredi Vashtarにある願いをする・・・(5つの短編集) 動物の獰猛さを題材にした短編集なのだけど、残酷な話が多くて、ブラックユーモアばかりなので、向き不向きがありそう。その中では"The Story-Teller"がよく出来てるね。 | |||||
The Young King and Other Stories | Oscar Wilde | 原作 | |||
Oxford | Penguin Readers 3 | 1200 | ☆×5 | ||
森で育てられていた若者は、実は王様の子供だったため、王の死により、王位を継ぐため宮殿にっ呼び戻される。戴冠式のための高価な宝石を見て大喜びの彼であったが・・・(The Young Kingを含む7つの短編集) 非常に簡潔な英語で書かれた短編集なので分かりやすく、内容もただ感動というだけじゃなく、人間の性や決してきれいじゃない部分がしっかり描けていて面白い。原作も超読みたい! | |||||
Treasure Island | Robert Louis Stevenson | 原作 | |||
Oxford | Oxford Bookworms Library 4 (Thriller & Adventure) | 1400 | ☆×3 | ||
少年Jimの両親が経営する宿に、Captainという名のあやしい男がやってくる。彼はまもなく死んでしまうのだが、彼が残したのは何と、有名な海賊Captain Flintが残した宝の地図であった・・・ 子供のころに読んだ人も多いと思う『宝島』なんだけど、僕は読んだ記憶が無いので、こんな展開だったんだなって楽しく読めた。悪い海賊たちとの戦いはとっても面白い。あとは、冒険ものが好きかどうかかな。 | |||||
I, Robot | Isaac Asimov | 原作 | |||
Oxford | Oxford Bookworms Library 5 (Fantasy & Horror) | 1400 | ☆×4 | ||
とある新聞記者が、ロボット心理学者のDr Calvanに取材に行く。彼女はロボットカンパニーでの、いろいろなロボットとの事件を回想する・・・(7つの短編集) 50年前にこの本が書かれたとは驚き。手塚治虫もそうだけど、人間の想像力というのはすごいね。ロボットの話しなので好き嫌いが分かれるところだろうけど、最後の'Evidence'だけでも読む価値ありだよ! | |||||
The Firm | John Grisham | 原作 | |||
Penguin | Penguin Readers 5 | 2300 | ☆×5 | ||
若き野心家の弁護士Mitchは、メンフィスの法律事務所に就職する。給料も待遇も申し分なく、まさにバラ色の人生だった彼らが、その法律事務所には大変な裏が・・・ 展開がスリリングでとても面白かった。Mitchといろいろな人々との駆け引きや、本当にありえそうな話だもんね。トム・クルーズ主演の映画も見てみたいし、原作ももっともっと面白そうだなと思ったよ。 | |||||
The Body | Stephen King | 原作 | |||
Penguin | Penguin Readers 5 | 2300 | ☆×4 | ||
冒険を求めていたGordieとその友達3人の少年達は、列車にはねられて死んだという噂の少年の死体を見るために旅に出る。彼らはその旅の中で、いろいろなものを学ぶことになる・・・ 映画「Stand By Me」の原作。大昔に見た映画の印象とはかなり違ったし、内容はかなりはしょられているけれど、少年達が生と死について学んでいくたびは、僕らにも考えさせられることが多い。(描写はかなりぐろい)映画を見てから読むのもいいかも。 |
<Roald Dahl> |
---|
本のタイトル | 出版社 | 面白さ |
あらすじ(内容)と、本についてのコメント | ||
The Magic Finger | Puffin Books | ☆×4 |
---|---|---|
女の子は、怒ると指からでる魔法で不思議なことが起こることを知っているので、魔法の指を封印している。だが、罪のない動物を殺して狩りを楽しんでいる隣の一家への抗議から・・・ さすが児童文学の有名なDahlの作品らしく、中身の面白さとともに、教訓も含まれていて、非常にいい話。英語のレベルも難しくないので、すんなり読めるよ! | ||
The Twits | Puffin Books | ☆×4 |
Twit夫妻は、身なりも性格もとても醜い夫婦。しかもお互いに復讐をし合っているような関係だ。そして夫妻は、飼っているサル達に対してもひどい扱いをするので、サル達は・・・ 英語も難しくないし、本自体も薄いので、Dahl作品の中で最初に挑戦してみるにはとてもいい本。しかも、結末に近づくにしたがって、とても面白くなってくるよ! | ||
Matilda | Puffin Books | ☆×5 |
5歳のMatildaは、Dickensの小説を読んでしまう超天才少女。なのに、いかさままがいの中古車屋の父や、ギャンブル狂いの母からは、全く相手にされず、ばかにされ・・・ 生徒に「ハリー・ポッターに似てる映画を見ました」って言われてその原作を読んだのだけど、本当に面白い。Matildaのかしこさと周りの人間の愚かしさが対照的に描かれていて、単に展開が面白いだけじゃなく、深い作品。英語も難しくないし、超おすすめ! |
<洋書> |
---|
本のタイトル | 作者 | |
日本語訳本 | レベル | 面白さ |
あらすじ(内容)と、本についてのコメント | ||
Great Blue Yonder | Alex Shearer | |
---|---|---|
「青空のむこう」 | ☆×1 | ☆×4 |
突然の交通事故で死んでしまった少年ハリーは、死後の世界をさまよっている。彼は、死ぬ直前に自分がしたことを深く後悔しているのだ。そんな中、死人の先輩のアーサーに、生者の世界に戻ることができることを教わる・・・ 子供向けの本なので英語は非常に簡単なのだけれど、内容が非常に面白く、考えさせられる面も多い。僕は死後の世界とか全く信じてないんだけど、生死の問題はしっかり考えるべきテーマだしね。洋書の初めにお勧めの作品! | ||
Grimms' Fairy Tales | Jacob and Wilhelm Grimm | |
「グリム童話集」 | ☆×2 | ☆×4 |
HanselとGrettelの兄妹は、継母のいじめに耐え切れず、二人で旅に出る。それを知った継母は、実は妖精で、二人の後を追い、罠をしかける・・・(Hansel and Grettelを含む55の短編集) 有名なグリム童話だけど、小さいころに聞いたものとかなり違っていて、興味深い。Disneyバージョンと比べてみるのも面白い。英語も簡単で読みやすい。 | ||
HARRY POTTER and the Philosopher's Stone | J. K. Rowling | |
「ハリー・ポッターと賢者の石」 | ☆×2 | ☆×5 |
両親を亡くし、意地悪な親戚の家にあずけられていた少年ハリーの元に、手紙が届く。それは何と、ホグワーツ魔法魔術学校への入学許可証だった。彼は自分の出生の秘密を知り、魔法学校へと入学する・・・ ハリー・ポッターシリーズの第1作。元は児童文学だったこともあって、英語も難しくない。(ただ、魔法用語や造語が多いのがネック。でもそんなの全然読み飛ばしてOK。)内容も面白いし、映画と見比べてみるのも楽しいよ!(映画より原作のが全然面白い。)ちなみにハリー・ポッターシリーズは、大学の授業のテキストでも使ってます。 | ||
HARRY POTTER and the Chamber of Secrets | J. K. Rowling | |
「ハリー・ポッターと秘密の部屋」 | ☆×3 | ☆×5 |
夏休みをダーズリー一家と過ごしているハリーのところへ、ドビーという生物が現れる。彼は、2年生になるハリーに、ホグワーツは危険だから学校には来ない方がいいと忠告する。しかしハリーは、自分のホームである学校へと向かう・・・ ハリー・ポッターシリーズの第2作。今回の方が前作よりも、ハラハラドキドキする場面が多く、読んでいて想像力をかきたてられる。いきなり洋書だと厳しい場合は、先に映画を見てイメージを作っておくと楽かも。 | ||
HARRY POTTER and the Prisoner of Azkaban | J. K. Rowling | |
「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」 | ☆×3 | ☆×5 |
夏休みになりダーズリー一家と過ごさなければならないハリーは、ホグワーツに戻ることを心待ちにしている。そんな時、意地悪なおばさんマージがやってきて、ハリーの両親をバカにする発言をすると・・・ ハリー・ポッターシリーズの第3作。ハリー・ポッターは毎回どんでん返しがすごいけど、この作品も映画では描ききれなかった部分までよく分かるので、最後まで楽しく読めるはず。あと、映画にはあまりないクイディッチのシーンが面白かったよ。 | ||
Why Men Don't Listen & Women Can't Read Maps | Alan & Barbara Pease | |
「話を聞かない男、地図が読めない女」 | ☆×4 | ☆×4 |
「男はどうして話を聞かないのか?」「女は地図が読めないのか?」などなど、「男女は愛しているにもかかわらずなぜけんかをしてしまうのか?」を、男脳と女脳の違いなどを用いて、科学的立場から検証。 日本語版で読んだ後に原書も読んでみたけど、非常に面白かった。科学的な用語がある場所は難しいのだけど、内容が面白いと、英語で読んでても楽しいね。特にThe Brain Wiring Testは面白いので、ぜひ英語でやってみよう! |
↓Amazonの洋書のベストセラー↓