↑英会話力をつけるにはネイティブの友達を作るのが一番楽しい!↑ |
Endless Dream!-英語で世界・・・
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「勉強の方法」でもいろいろ紹介してあるように、英語の勉強方法はたくさんあるし、どれも効果があります。ただし英語力アップのためには、絶対にインプットとアウトプットの量を増やすことが必要です。このページではそれについてまとめます。
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<インプットとアウトプットを増やそう!> |
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本屋の英語書籍コーナーに行ってみれば分かるように、本当に多種多様な英語学習に関する本があるよね。これは日本での英語学習熱を示すと共に、それだけ僕達日本人が英語で苦労してるってことの表れ。そして、絶対的に効果のある英語学習法がまだ確立されていないことの証明でもあるんだ。 というよりも、絶対的な英語の学習方法なんてこの世の中に存在するわけない!人それぞれ英語を学ぶ目的も違うし、今まで持っている英語力や記憶力や英語学習にかけられる時間なども全然違うんだから、絶対的なものなんてありえないんだ!(そもそも世の中に絶対なんてないけどね)ってことは、自分なりにいろいろと自分の目的や実力に合う勉強法を探して実践し、その中から自分なりのアレンジを加えていかなければいけないってこと。これを自覚しておかないと、いろいろな方法に手を出すだけで身にならなかったり、効果もたいしてない割に高価な教材にだまされたりするので、注意が必要だよ。 もちろん僕がこのサイトや書籍や授業などで勧めている方法も、あくまで僕の英語学習法にすぎない。もちろん、僕は自分自身の英語学習や英語指導の経験は人よりもあるから、自分の方法には自信があるけど、絶対だなんて思っちゃいない。1つの方法を提示し、みんなにそれを自分なりにアレンジして欲しいという気持ちで、勧めているんだ。だから、ぜひいろいろと試して、自分なりの方法を探してね! このように英語学習に絶対はないのだけど、これだけは唯一絶対といえるものがある。それは、英語力アップのためにはインプット(英語の吸収)とアウトプット(英語による表現)の量を増やすことが必要だということ。 どんな英語学習者でも英語指導者でも、このことだけは疑問を挟む余地がないはず。実際に英語ができるようになった人の話を聞いたり、書籍やHPなどで英語をとのように身につけてきたかを拝見したりしても、英語ができる人は英語を使用したり学習したりする時間がとても多いことに気づかされる。これには努力も必要だし、お金もかかる。でも、英語ができる人は無駄にお金をかけてないし、それに見合うだけの効果を得るような努力をしている。そして最大の努力は、英語に触れる時間を増やしていることなんだ。 「お勉強ではなく勉強をしよう」でも学校教育への非難について書いたけど、学校教育の最大の欠点は、授業のやり方ではなく、英語のインプットとアウトプットの量が圧倒的に少ないことに原因があるんだ。「何年も英語を勉強してるのに簡単な日常会話もできるようにならない」って批判されるけど、これはちょっと考えれば前提が全然間違っていることに気づく。だって、授業は週に何時間かしかないのだから、実際は「何年も勉強しているわけじゃない」でしょ。延べ時間で言ったら、ほんの短い時間でしかないんだ。そんなんで英語ができるようになったら奇跡。だから、英語を身につけたかったら、学生も学校以外で英語のインプットとアウトプットももっともっと増やす必要があるんだよ。その基となる力を作るという意味では、学校英語教育は十分役目を果たしている。もちろん、授業外でどのようにやればいいのかを教える面が不足しているとは思うけどね。これは単に宿題を出せばいいってもんじゃないから、教える側の僕達に課された課題なんだけどね。 とにかく、英語を身につけるには、英語を使ったり英語を学んだりする時間を増やすという努力がやっぱり必要。もちろん方法は大事だけど、それは努力という前提があって成り立つもの。だから、みんなも英語のインプットとアウトプットをできるだけ増やそうね。それが英語力アップに必要不可欠なものだからね。 PS インプットとアウトプットについて詳しくは「英語の4技能」を見てね。 |
<英語を趣味にしよう!> |
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英語力をつけるには英語のインプットとアウトプットを増やす努力が大事と書いたけど、努力って嫌じゃない?だから、世の中には「努力不要」とか「1ヶ月で英語がベラベラになる」とかいう、言葉だけ甘いけど効果が怪しい英語学習教材が多いんだろうね。そしてそういうのは、超高額だったりする。まあそれをどう思うかは各自の考えによるけど、英語に限らず、努力を全くしないで何かを身につけるのは不可能だと思うんだよね。 僕も自慢じゃないけど努力は好きじゃないよ。できれば、楽して英語ができるようになりたい。楽してできる方法があったら教えて欲しいもん。しかもただなら最高!(笑)でもそれは無理なんだ。だから自分なりに試行錯誤しながら努力をしてきたし、まだまだ英語力が不足していると思うから、努力を継続してる。 でも僕は、嫌々努力をしてない!英語がもっとできるようになっていろいろなことをやりたいという目標や、もっと英語講師として成熟したいという思いがあるから、英語学習は全然苦じゃないんだ。にんじんがあるからがんばる馬みたいなものかな?(笑)あと、勉強の方法を試行錯誤したり、その結果を教える際に生かしたり、教材を作ったり、生徒達の反応を見て方法を修正したりするのは、もちろん大変だけど、とても楽しいんだよね。 「お勉強ではなく勉強をしよう」で、とにかく英語は楽しく勉強しようって言ったけど、実はこれはインプットとアウトプットを増やすことに関係があるんだ。自分にとって楽しい方法ならば、努力と思わず、自然と英語に触れる時間を長くできる。その結果、英語力が上がりやすくなるから、余計に英語を使うのが楽しくなって、英語に触れる時間がますます増える。このようにうまく循環すれば、英語学習が苦労ではなく、趣味に近くなるんだよね。 そう、英語力をアップするコツは、英語学習を趣味にしちゃうことなんだ。「えー、そんなの無理だよー」って思うかもしれないけど、それは英語を学校の勉強と同じで、やらされてると思うからなんだ。自分の興味で学ぶことは、とても楽しいこと。このコーナー読んでくれているみんなは、英語に対する興味があるはず。だから、英語学習を趣味にすることは、心がけ次第で簡単なことなんだ。そして、趣味になれば自然とインプットとアウトプットの量が増えるという効果もある。 そして、英語学習を趣味にすることで身につけた英語力を生かしてもっといろいろなことに挑戦すれば、趣味の幅がもっと広がってくる。例えば、リスニングを勉強して相手の言うことが理解できるようになってきたら、英会話力が伸び、ネイティブの友達が作りやすくなる。その友達とお互いの国を行き来したりすれば、旅行が趣味になる。また、映画を使ってリスニング学習をしているうちに映画鑑賞が趣味になったり、リーディング学習をしているうちに洋書の読書が趣味になったりする。そうすれば、英語学習だけじゃなく、英語を使うことが趣味にもなるんだ。 僕も、英語を教科の1つとして考えるのではなく、英語を学ぶことや英語を使うことが趣味になってから、英語力が上がりやすくなったし、英語を楽しめるようになった。しかも、僕の場合はその趣味が実益も兼ねてる。いやー、いい職業だ。(笑)みんなもぜひ英語を趣味にしてね。そうすれば英語力が伸びるだけじゃなく、そこから新しい可能性を見つけられるかもしれないよ。 |
<量を増やすためには?> |
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「英語圏にいないと英語はできるようにならない」とよく言われる。英語圏にいれば、自然とインプットとアウトプットが増えるから、このように言われるんだろうね。もちろん、可能ならば海外留学や海外生活をするに越したことはないよ。でも、日本で英語力をつけた人はたくさんいるし、海外に行ったからって必ずしも英語力が高くなるわけじゃないことも、今ではよく知られている事実なんだ。 また、僕は日本で英語を教えているし、僕自身もほとんどは日本で英語力をアップさせた。だから、僕が英語を教える際は、生徒が日本にいながらにしていかに英語力を高められるかを常に考えている。このサイトも、基本的には日本でできる方法にこだわって作ってるんだ。実際、英語のインプットとアウトプットの量を増やすことは、工夫次第で日本でも十分可能だからね。だからここでは、日本でできる方法だけを紹介するね。 まずは、インプットを考えよう。洋書や雑誌(簡単なものから難しいものまで)、最近ならインターネットを使えば、リーディングの材料はいくらでも見つかる。市販のCDブックや雑誌、テレビ、ラジオ、映画などを使えば、リスニングの手段も数限りなくあるよね。しかも今は、生の英語をすぐに手に入れることができる。だから、日本でもインプット量を増やすことは、相手がいなくても1人で簡単にできるんだ。そしてその際、少しでも多くの時間を見つけてインプットすることが大事。しかも、できるだけ毎日継続するといいね。そのためにも、自分の興味に合う楽しんでインプットできる方法を中心に置き、それにプラスしていろいろな方法を取り入れるのがお勧め。そうすることでインプット量が増えるし、幅広い英語力が身につくようになるからね。 アウトプットの機会は日本にいる限りなかなか見つけられないかもしれないけど、これも作ろうと思えばいくらでも作れるよ。英会話学校、英会話サークル、英会話喫茶、バー、友達の紹介、大学生なら留学生との交流など、スピーキングの方法はいくつもある(リスニング力ももちろんつくよ)。そしてその少ない機会、短い時間の中でも、アウトプットできるチャンスに、間違いを気にせず積極的に英語を話そうという姿勢を実践すれば、少ない時間でも上達が早まる。相手がいない時は、相手がいるのを想像して話す練習をしたり、簡単なスピーチの練習をすれば、1人でだってスピーキングの練習は可能だし、それが実際に英語を話す場面でも生きてくる。ライティングに関しては、Eメールがまずはお勧め。日本や海外で実際に会って出来た友達との交流を、ぜひ英語のメールで続けよう(ちなみに、インターネットの英語でメル友サイトを使えば、会わないでも友達が作れるよ)。そうすることで、自分が書く練習だけじゃなく、使える表現も覚えられるしね。また、日記を書くのだって、いいライティングの勉強になる。だからアウトプットだって、日本にいながらにしていろいろな方法でできるんだ。 そしてこれが大事なんだけど、このインプットとアウトプットは、音声面と文字面の両方を平行して行う!母国語として学ぶ場合は、音声面が先に来て、文字面が後になる。でも日本で英語を学ぶ場合、これが逆になってるでしょ?だから母国語と同じように音声面から文字面に移るのも1つの方法としていいけれど、学校で文字面の英語を学んじゃってる大人の場合は、せっかく勉強したものを捨てるのはもったいないし、子供のような吸収力もないから音声だけから始めるのはかなり厳しい。だから僕は、両方を平行することを勧めてるんだ。相互に密接に関係があるから、お互いがお互いを高めてくれるからね。(詳しくは、「英語の4技能」で説明するよ) とにかく、勉強方法も、学習のプロセスもたくさんあるんだ。ただそれら全ては、インプットとアウトプットを増やすことが重要ということでは全て共通している。だからみんなも、インプット量とアウトプット量を増やそう。方法はいくらでもあるからね。海外に行かない限り英語ができるようにならないなんてことはない。逆に言えば、海外に行ったからってできるもんでもない。要は気持ちの持ちようと実行次第だよ。 PS インプットとアウトプットをするための種類や方法は、各ページでいろいろと紹介するので、それらを参考にしよう! |