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がんばれ大学受験生-月ごとのアドバイス!
12月のコメント

<ごあいさつ>

 ちわっす、KOMIKOMIです。みんな元気かな?もう12月だね。今年は例年よりもかなり忙しかったから、すごい早く時が過ぎちゃった。みんなも勉強に追われて「もう12月かよ!」って感じなんじゃないかな?

 大学も冬休みは短いし、予備校の冬季講習もたくさんあるし(トフルゼミナールの船橋・大宮に出講します。よかったら問い合わせてみてね!)、忘年会も行かないといけないし(笑)、忙しいんだよね。あと何と言ってもリスニングの本の執筆が終わらない・・・

 みんなも、受験が近くなってきたのにまだやるべきことが多すぎて、僕と同じような気持ちになってる人もいると思う。でも、そういう時こそ、着実に一歩一歩こなしていくことが大事だよ。先が遠いとつい気がめいって現実逃避したくなる。もちろんしっかりと先を見据えて、すこしでも能率が上がるように計画的にやらないといけないのだけど、それ以上に今の一瞬一瞬を大切にして一生懸命にやることが大前提。その結果、最終的には終わらなくてもそれはそれで仕方がない。そもそも、受験の場合はこれやれば絶対なんていう範囲がないのだからね。

 忙しくてHPの更新は怠りがちだけど、受験掲示板はできる限りレスを書いてるから、チェックしてね。それと、下にも書くことだけど、今後の勉強は過去問演習が大事になる。それの基になるよう、英語の過去問分析をHPでも公開してるんだけど、メールなどでリクエストがあるんだ。それはそれでとてもうれしいのだけど、現状ではリクエストには答えられない。ごめんね。あれは、1校やるのにすごい時間がかかるんだ。問題解かないで分析だけ書くならそうでもないんだろうけど、そうやって無責任に書きたくはないから、自分で解いて、勉強して、分析して、それを文章にするというような工程で書いてるから、どうしても時間がかかる。その結果予備校や家庭教師なんかで教えてる生徒のものが優先になっちゃう。これからもできる限り乗っけるけど、自分の受験校がなくても、あるやつを参考にして自分でやってみよう。分析で一番大事なのは、最初にある解く順番と時間配分。そしてそれは、最終的にはみんなが自分にあるように、決めることだからね。

 今年も残りわずかだけど、1日1日全力投球で乗り切ろう!あと寒いから、体調管理には十二分に注意ね!


<12月にやるべきこと>

 12月に入り、今年ももうすぐ終わり。いよいよ受験も目前に迫ってきたね。「もうだめー」とか「来年でもいいや」って思ってる人もいるかもしれないけど、絶対にあきらめちゃだめだよ!勉強ばっかりしてると精神的に参ってくるし、弱気にもなってくるけど、気持ちが前向きでないと絶対に合格できないから!!

 よく言うことだけど、実力は勉強量とは正比例しない。だから模試などで偏差値や判定が悪くても、落ち込む必要はないよ。今までの時期は、自分の頭の中に知識を理解しながら詰め込んできたと思う。それを今後は使えるものに変えていく必要がある。この使うことが出来るようになって初めて入試問題に対応できるようになるから、勉強量が目に見える結果につながるには時間がかかるんだ。そして実力だけじゃなく、勉強方法も受験スタート時期よりも格段に上がっているから、今からテストまでの勉強は春先の5倍ぐらいの能率がある。だから今からでも十分挽回可能だし、模試がいいからって慢心してる人は、これから周りの実力が一気に上がるから本番で泣くからね。まだまだ勝負はこれからだよ!

 今月からは、具体的な志望校の対策に入ろう。もう受けるとこはだいたい決まったよね?その学校の過去問を入手し、解いてみよう。

 まず、赤本とかをコピー(英語などの書き込み系は絶対)し、制限時間をちゃんと守って全部解いてみよう。本番はどうしても慎重になるから、少し時間を短めにすることね。もちろんその後は解説を見て答えあわせをし、しっかり復習しないといけない(やりっぱなしは意味がない)けど、その結果を見て、今の自分の実力と志望校に合格するための現時点での問題点をつかむんだ。できなくても落ち込まなくていいよ。それより、まぐれでできちゃうほうが怖い。単純にできたできないだけじゃなくて、どういう問題をよく間違えていたか、またどうして間違ったのか、などをしっかりと考えることが大切。

 できないのにもいろいろなパターンがあるので、それに合わせて対策をするんだ。つまり、知識が足りなくて間違った場合は覚えこみで知識の量を増やさないといけないし、時間が足りなくて間違った場合はいかにして効率よく問題を解くか対策を考え、制限時間を決めた問題演習をできるだけやって慣れるのも大事。苦手教科があればその強化をすべきだし、同じ教科の中でも出来が悪い分野や出題形式があればその対策もしないといけない。特に、その志望校特有の問題があったら、それの対策も怠りなくやることが必要!苦手な問題や特殊な問題だけ、何年もさかのぼって過去問をやったり、似たような問題を探して勉強するのが、一番簡単な対策だね。

 つまり、過去問を解く意味は、自己分析のためなのだ!だって本番でできなきゃ意味ないし、過去問演習は本番で少しでもできるようにするために行って初めて意味があるんだからね。もちろんできれば自信にすべきだけど、過信したらまずい。できたできないといった単純な考え方じゃなく、より深いところをしっかりと考えよう!

 ほとんどの人は、複数の学校を受けるわけだけど、全部を完璧に分析するのは大変だし、時間がかかりすぎる。まずは自分の志望順位の高いところからはじめよう。その場合おすすめなのは、3年前の過去問を解くこと!それで対策をつかみ、1ヶ月くらい前に2年前のを解き、直前に去年のを解く。逆に、新しい方から古い方に向かってもいいよ。

 もちろんもっとやってもいいけど、赤本とかは解説が少ない&間違ってることもままあるので、復習にとても時間がかかる。能率悪いから、主にすべき勉強方法じゃないんだ。予備校の講義や問題集で勉強した方が能率がいいので、過去問演習で課題を見つけ、それを能率のいい勉強方法で補い、また過去問に挑戦する。これを受験の最後まで行うことね。とりあえず、志望の5校分ぐらいの3年前のをやってみて、対策をしつつ、余裕があれば他の学校のものや、最初の5校の2年前の問題に移るといいかな。

 志望校を中心に何校か対策するだけでも、自分の弱点がきっと重なっていることが分かる。だから、それが志望校の対策だけじゃなく、全体の実力UPにもつながるんだ。現状や問題点を具体的につかんでおけば、今後の勉強が役立つでしょ?

 もちろん過去問を解くだけじゃなくて、今まで覚えてきた知識定着のため、総復習もかかさずに!その際、過去問分析で自分が不得意だった科目や分野を中心的に覚えなおすようにするとより効果的だよ。


<英語の勉強の目安>

 英語の勉強に関しても、上で書いた過去問演習と分析、さらにはそれを元にした対策(特に苦手分野や特殊分野)をやろう。

 今までの勉強で、かなりの知識は付いてきたはず。でも、実際に問題をやってみると、いまいちという人が多いと思う。それが、まだ使えるようになってないということなんだ。これは問題をしっかりと考えて解き、解説と比べて解き方を覚えると共に、その土台となる知識力を上げていけばできるようになる。また一番の問題はスピード不足だと思うんだけど、これも問題演習をすることで早く正確に解くコツがつかめるので、自然と早くなるんだ。

 それにプラスして、制限時間を決めた問題演習をするといい。そういった意味で、過去問演習は大切なんだ。過去問の場合は特に、全体で考えて、時間内に効率よく問題を解くことが大切だよ!解く順番と時間配分をしっかりと考え、守るだけで、全体のスピードはかなり変わってくるからね。これに関しては「英語の過去問分析」を参考にしよう。過去問だけでなく、通常の勉強でも制限時間を意識して予習するようにしようね。

 また苦手な分野は、どうしても時間がかかる。それがスピード不足を生む一番の原因のはず。その対策としては、1つは苦手分野の問題演習と対策によって強化することが大事だけど、受験の場合はいろいろな分野から出題されるから、苦手な分野の問題に時間を残せるように、得意分野をスピードよく解けるようにすることも大事なんだ。

 とにかく今月からはできるだけないだけでなく、時間をしっかりと意識しながら、問題演習をしよう!

 あと、英語が得意という人は、英語は最低限にとどめ、他の苦手強化のほうに力を入れることも必要!英語は力がつけば落ちにくいから。もちろん実力が鈍らない程度に勉強しなきゃだめだよ!目安は、3日に1問は新しい読解問題を解くことね。