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がんばれ大学受験生-いろいろなものの利用法!
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予備校(進学塾なども含む)の利用法についてです。予備校はとっても有益だけど、ただ通っているだけでは意味がない。このページを参考に、自分に合った予備校を選び、効果的に利用しよう!(このページと共に、「予備校生へ」も参考にしてね。)
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<予備校のメリットとデメリット> |
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ほとんどのみんなが予備校に通ってると思う。特に浪人生は、予備校が勉強の基盤になっている人も多いはず。 予備校にはさまざまなメリットがある。
1.分かりやすい、レベルの高い講義が受けれる。 などなど、たくさんあることでしょう。 逆に、デメリットもある。
1.費用が高い。 このように、メリットもデメリットも多いんだ。それらをしっかりと認識し、メリットを十二分に活かし、デメリットを自分なりに工夫することで減らすことが、まずは大事なんだ。それをしないと、お金の無駄になりがちだから注意! |
<予備校の利用法> |
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予備校は、うまく利用すれば非常に使える。でも一番多く見られる問題は、講義を受けただけで満足し、結局あまり役に立っていないこと!これが一番逆効果。また、カリキュラムに縛られすぎて、自分に本当に足らない部分を疎かにもしがち。 それでは、どのようにすればいいのか? まず重要なのは、予習−講義−復習のサイクルをしっかりやること!これをしっかりやらないと、せっかくの質の高い講義が、全くの無駄になってしまうよ。(詳しくは「効果的に勉強するには」で。) そしてそのために、先生にガンガン質問に行くこと!分かった気に終わらず、しっかり分かるまで質問しよう。先生たちは親切なので、ちゃんと質問に答えてくれるはず。そうすれば顔を覚えてくれて、より熱心に相談に乗ってくれる。(先生もやる気のある生徒を求めてる。質問を嫌がるような先生は、即効切るべし。) 分からないことは、全然恥ずかしいことじゃない。どんなことでも、分からないことは質問に行くべき。(もちろん先生方も忙しいだろうから、分からないことや質問事項を前もってまとめておいた方がよい!)恥ずかしがってそのままにしておくと、絶対後でつけがくるよ。 僕も浪人生のころは、しつこいくらい質問に行ったもの。とても熱心に付き合ってくれたし、休みの日に自宅に呼んで何時間も質問に答えてくれた先生もいた。先生によっては、質問の列ができて、夜中まで続いたこともあった。 とにかく、分かるまで徹底的にやることが重要!!(復習も徹底的に!) 次に、思い切って授業を選択することも重要。お金を払ったからといって、自分の役に立たない全ての授業に出る必要はない。特に本科授業はカリキュラムが自分のできる以上にきつくなっていることが多いので、自分に合った授業の選択をしよう。(一学期はできるだけ出た方がいいけど、だんだん自分で分かってくるはずだから、2学期以降は自分で取捨選択しよう!) また、不安になるとあれもこれもと必要以上に授業を取りがち。でも、中途半端が一番良くない。そういう人は、もう一度、自分のカリキュラムを見直そう!しっかりと復習できないのに、授業ばっかりたくさん取っても逆効果だよ。 それとは逆に、予備校のカリキュラムをこなすだけでは、不十分な時が多い。もちろん、授業を疎かにして、授業以外の勉強をするのは全くの本末転倒だけど(特に本科生は、予備校の授業を主にすべき)、自分で勉強すべきこと(例えば英語における語彙力アップなど)は、しっかりと授業とは別に自分でやらないといけない! カリキュラムを考える上で大事なのは、自己分析!予備校のカリキュラムに合わせるのではなく、自分の現状に合うように授業を選択し、自分で勉強するものもしっかりと考えるんだ。 そして一番大事なのはこれ。あくまで勉強は自分がするもの!予備校はその助けにすぎないんだ!! 教えてもらうのではなく、自分で勉強しに行くんだという意識を持つことが重要。予備校に行っただけで満足するのではなく、うまく(徹底的に)利用して、自分の実力を高めよう!(せっかく高いお金を払っているんだからね。) また、基本的に予備校は、知識を与えてくれるところであって、勉強の仕方をフォローしてくれるところじゃない。(予備校によってはチューターや先生が相談に乗ってくれるけど、これも助けにすぎない。)勉強するのは自分なんだ!これが分かってないと、予備校に通ったはいいけど・・・ってことになっちゃうよ! |
<予備校選びのポイント> |
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上に書いた大前提をしっかりと理解した上で、予備校選びのポイントについても、少し書いておくね。 予備校は、はっきり言って一長一短。どの予備校にもいい面があれば、悪い面というか不足している面がある。だから、どこに行ったとしても、最大限にその予備校のいい面を活用し、不足していると思う面をいち早くつかみ、自分なりに補うようにしよう。(これは、上に書いたメリットとデメリットを、その予備校ごとに考えるべきということだよ。) そもそも、勉強は自分でするものだから、極端に言えば予備校なんてどこに行っても同じ。ちゃんとできる人はどこに行っても受かるし、予備校に行かなくたって受かる。 でも、やっぱり自分にできるだけ合ったところを探せば、勉強もしやすいし、効果も高いはず。そこでいろいろなチェックポイントを挙げておくので、それらを総合的にしっかりと考えて、予備校を選ぼう! ・コース(コマ数や時間数) 現役生や浪人生など、受験生の状況によって、授業をどのくらい取るかが変わってくる。(というか、変えないとまずい。)だから、自分に合ったコースを選ぶことが大事。 まずは、どのくらいのコマ数や時間数の予備校の授業を取るのかを、前もって考えておこう。予備校を決めてから、そこに用意されているコースを安易に選んじゃう人が多いんだけど、コースや授業は自分で選択すべき。別に1つに絞る必要もないし、時間のやりくりさえできれば、複数の予備校を選択してもいいしね。 予備校の授業には、いろいろなコースがある。多いのは、本科コースと単科授業。(これに個別指導などがミックスされてるパターンも多いね。)説明するまでもないけれど、前者はいろいろな教科が合わさった総合的なもので、後者は単位(1コマずつ)の授業。予備校によっていろいろなパターンがあるので、しっかりとリサーチすることも必要。 通常の予備校生は、本科コースに入り、不足分を単科授業で補うのがいい。現役生は高校があるので、単科を中心に取れば十分じゃないかな。宅浪生や仮面浪人生は、夏期講習などだけ取ってみたりするのもいいかも。とにかく、復習がしっかりできる量のコマ数や時間を考え、それからそれに合った予備校と、そのコースを選ぼう。 ・規模や講義形式 予備校には、規模の違いがある。規模が大きければ、受験情報などが入りやすいし、実績が高いだけあるような良い点も多いはず。でもそれ以上に大事なのは、講義形式の違い。大人数の講義形式と、少人数の講義形式では大きな違いがあるから、自分の実力や性格によって合う方を選ぶべき。 自分なりの勉強法が確立している人・自分で考えて勉強できる人・質問に積極的に行ける人などは、大手の大人数の講義形式に向いている。(値段も安いし、レベルも高い場合が多いしね。)逆に、勉強法がはっきりしていない人・自分で計画的に勉強できない人・消極的な人などは、中堅や小規模の予備校に多い、少人数の講義形式(や個別授業)に向いてるよ。(この方がフォローの体制がしっかりしていることが多いからね。) ・コンセプト 予備校は、コンセプトを前面に打ち出しているところが多い。例えば、私立文系に強いとか、医学部専門とか、英語に特に力を入れているとかね。特に自分の志望がはっきりとしている人は、自分にコンセプトが合うところにいくと、効果が高い場合が多いよ。 ・授業以外の体制 予備校は勉強以外の体制にも、大きな違いがある。模試や自習室などの充実度、チューターなどのサポート体制など、いろいろなオプションも考慮に入れるべきだよ。 ・先生 予備校を選ぶときに、先生を基準に選ぶのもいい方法。特に、単科授業を選ぶときは、その先生独自の色があるはずだから、自分に合いそうな先生を選ぶといい。有名な先生や問題集などを出版している先生は、その評判も判断の材料にできるね。 ・雰囲気 予備校の雰囲気も、とても大事な要素。雰囲気を知るには、実際にそこに行ってみるのが一番いいね。授業や設備の見学もできるだろうし、事務所の人の対応も、雰囲気を知るポイントになるよ。 ・立地条件 近いところの方が通いやすいし、自宅からの交通の便も大事だよね。だから、予備校がどこにあるかも重要な要素。あまりに遠いときは、寮に入ったり、一人暮らしをするのも1つの方法。また、通学時間も無駄にしないように、本を読んだり、単語集を覚えたりしよう。 ・費用 やっぱり、これも大事なこと。ほとんどの人は保護者の方に出してもらうだろうし、費用が高かったら大学に入ってバイトして返すという念書を書くぐらいの気持ちを持ち、受験時代はお金を惜しまない方がいいけれど、やっぱり安いに越したことはない。だから、いろいろな予備校を調べて、費用の面もしっかり考えるとよい。(保護者の方とも相談しよう。) 予備校によっては、特待生などの制度もあるので、それも有効に利用しよう。(僕も、高校の英語の点数が基準を超えてたので、本科の授業料が無料になるという理由が、予備校決定のポイントになったよ。) これらが、基本的なチェックポイント。これら以外にもいろいろあるけど、いろいろな予備校のパンフレットを集めたり、インターネットなどを使って情報収集をしたりして、いろいろと比較し、自分に一番向いていると思う予備校を選ぼう!お試し授業などがある場合は、それを利用するといいね。また、春期講習などの短期の授業を複数受けてみて、その中から基本とするところを探すのも、1つの方法だよ。 |