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がんばれ大学受験生-英語の過去問分析!
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このページでは、早稲田大学(人間科学部)の2003年度の英語を僕なりに分析したものを公開します。過去問演習の時に、参考にしてね!
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<早稲田大学(人間科学部)2003年度の分析> |
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制限時間−90分 〔2〕→〔3〕→〔1〕 〔1〕7分×8 〔2〕9分 〔3〕10分 〔見直し〕15分 *〔1〕にできるだけ時間を残したいので、〔2〕と〔3〕をテンポよく解くこと。〔1〕はどの順番で解いてもよいので、読み始めて難しいと感じたら、後回しにするなどの工夫も必要。
〔1〕 読解 200〜300語の読解×8 ☆☆☆〜☆☆☆☆ 内容や語句に関する問題3問ずつ(Gだけ4問) ☆☆〜☆☆☆ *様々な興味深いトピックを扱った本文が8つもあり、語彙レベルも高いため、幅広い読解力があること、さらに速読力がカギとなる。しかし、設問自体に難問はほとんどなく、ほとんどが標準から平易なものばかり。そのため、本文自体をすばやく大意をとって読み、設問の該当箇所だけ少し細かめにチェックし、消去法も使って解けば、設問は短い時間で解けるはず。というよりも、このような読み方&解き方をしないと、全体で時間切れを起こしてしまうだろう。先に設問を読み、ポイントを絞って本文に取り掛かると、ますます効率よく解けるはず。 〔2〕 空所補充(主に前置詞)×15 ☆☆☆☆ *かなり高いレベルの熟語も含まれており、かつ同じ語を繰り返し使えるので消去法が使えないため、難問といえる。普段から同様の問題を演習し、知識を蓄えておくこと。まずは標準レベルの問題を落とさないことが大事。 〔3〕 誤文箇所探し×10 ☆☆☆ *NO ERRORがあるので難しめではあるが、解答を見れば分かるように、気づけば簡単なものばかり。正確な文法力が必要で、普段から同様の問題を、しっかりと根拠を探して解く練習をしておくこと。フィーリングで解いていては、高得点は望めない。
全体を見ると、〔2〕と〔3〕でレベルの高い知識を問い、〔1〕で速読力を問うという構成になっている。全体として分量が多いので、スピード勝負の面が強い。〔2〕と〔3〕が難しめのため、〔1〕でいかに高得点が取れるかが勝負の分け目になるだろう。(もちろん、知識問題で踏ん張れるよう、普段から地道に努力をしておくこと。)〔1〕はこれで設問が入り組んでいたら、ほとんどの受験生は歯が立たないだろうが、1つの文章に3つしか設問がないし、紛らわしいものがほとんどないので、早稲田志望ならば高得点が取れなければまずい。1つあたりの時間配分をしっかり守って解くことが大事で、速読および速解力が非常に大切。本番の試験では問題が解ければいいという読み方でかまわないが、短めの文章を短い時間で速読し、大意をつかむ練習をしておくと、もっと確実に解けるはず。 |