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がんばれ大学受験生-英語の過去問分析！ 早稲田大学（教育学部−文系） 2003年度

このページでは、早稲田大学（教育学部−文系）の2003年度の英語を僕なりに分析したものを公開します。過去問演習の時に、参考にしてね！ amazon　「赤本（教学社）05」　「青本（駿台文庫）05」 楽天ブックス　「赤本（教学社）05」　「青本（駿台文庫）05」 （まだ持ってない人は、上のURLからも買えるよ。）

＜早稲田大学（教育学部−文系）2003年度の分析＞

＜データ＞ 制限時間−90分 配点割合−50／150点 ＊学科によって割合に変化あり ＜解く順番と時間配分＞ 　　　〔４〕→〔１〕→〔２〕→〔３〕→〔５〕 　　　〔１〕15分　〔２〕15分　〔３〕20分　〔４〕10分　〔５〕15分　〔見直し〕15分 　＊〔４〕の会話以外は読解問題であり、１つの大問あたり20分以内で解かないと、全体で時間切れを起こす可能性があり。しっかりと時間配分を守ろう。解く順番は〔４〕以外はどの順番でも大差ない。最初の文を読み、自分の得意そうなテーマから解くのもいいかも。 ＜問題別分析＞ 　　〔１〕　読解　テーマ−生活（日本の親指世代）　☆☆☆ 　　　　　　　　　１　空所補充×７　☆☆☆☆ 　＊前後関係にしっかり注意をして読まないと、正解を空所に入れることはできない。こういう問題は必ず前後にヒントがあるので、出題形式に慣れること。文章自体非常に面白いので、受験者以外も演習することを勧める。 　　〔２〕　読解　テーマ−自然科学（個体群動態論）　☆☆☆☆ 　　　　　　　　　１　空所補充×５　☆☆☆ 　　　　　　　　　２　内容一致（英文）×４／10　☆☆☆ 　＊グラフを使った読解問題。2002年度でも出題されているので、しっかりと対策が必要。ただし、今回の問題はグラフの意味さえ分かれば問題ないし、本文だけでも解けるはず。もちろんグラフを、問題を解く際に利用すると早く正確に解けるので、しっかりと利用しよう。文章自体は自然科学系なので分かりにくいかも（文系だから、○○学部だからと決めつけず、いろいろなテーマの文章を読むことが大事）。 　　〔３〕　読解　自然科学（DNAによる古生物の研究）　☆☆☆☆ 　　　　　　　　　１　内容一致（英文）×２／６　☆☆☆ 　　　　　　　　　２　下線部把握　☆☆ 　　　　　　　　　３　下線部把握　☆☆☆ 　　　　　　　　　４　空所補充×２　☆ 　　　　　　　　　５　空所補充（派生語）　☆☆ 　＊問題が入り組んでいるので、要領よく解かないと思わぬ時間を食うので注意。まずは１〜４を解き、５に取り掛かるといい。５は空所に入る品詞（動詞か名詞）によって二分すると早く確実に解ける。これも自然科学系の文章。映画“Jurassic Park”をイメージするといいかも。 　　〔４〕　読解　テーマ−会話（落し物）　☆☆ 　　　　　　　　　空所補充×12　☆☆☆ 　＊会話の流れを理解する力に加え、会話表現の知識が問われている。中にはレベルの高い表現もあるが、会話問題では会話表現の知識は大きな力になるので、できる限り意味や使う状況と共に覚えよう。 　　〔５〕　読解　テーマ−生活（結婚生活と男女間の差異）　☆☆☆ 　　　　　　　　　１　下線部意味　☆☆ 　　　　　　　　　２　下線部言い換え　☆☆ 　　　　　　　　　３　空所補充　☆☆ 　　　　　　　　　４　整序英作文　☆☆☆☆ 　　　　　　　　　５　下線部把握　☆☆☆☆ 　　　　　　　　　６　下線部把握　☆☆☆ 　　　　　　　　　７　下線部内容　☆☆☆ 　　　　　　　　　８　空所補充　☆☆ 　　　　　　　　　９　空所補充　☆☆☆☆ 　　　　　　　　　10　下線部意味　☆☆☆ 　＊設問が多いが、ほとんどが下線部問題と空所補充なので、テンポよく解き、高得点をとりたい問題。テーマは結婚だけに絞ると受験生にはぴんとこないだろうが、男女問題と考えれば非常に興味深いし、面白い。 ＜ポイント＞ 　制限時間が90分に対して、いろいろな種類の読解問題が大問で５つの構成。2002年度よりも問題や文章が難化している。全く解けないほどの難問はないが、時間をかけないと解きにくいものも多く、さらに大問内の設問自体がいろいろな種類で構成されているものは予想以上に時間がかかるので、時間配分を守ることが非常に重要になる。内容一致があるかないかを最初にチェックし、それによって読むポイントや読み方を変えるのもいい方法。問題形式やテーマも多岐に渡っているので、さまざまな英文や問題に当たることで、知識の幅や応用力をつけよう。