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がんばれ大学受験生-英語の過去問分析!
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このページでは、英語の過去問の演習と分析をする意味とその方法について書きます。「いろいろなものの利用法!−赤本(過去問)」と「英語の勉強アドバイス−解く順番と時間配分」と共にこのページをよく読んでから、「英語の過去問データベース」を利用してね!
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<過去問の演習と分析の意味> |
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このHPでもいろいろなところで書いているけど、僕は基本的な考えとして、過去問(赤本など)を使って演習をしまくることや、傾向と対策などの頼りすぎることを勧めていない。それよりは、予備校の講義や問題集などの解説がしっかりとされているもので勉強する方が能率的だし、傾向などに頼らず、どんな問題がでてきても合格点が取れるような、本当の英語力(絶対的な英語力と言ったほうがいいかな)を身につけるべき! その大前提はもちろんとして、過去問の演習をすることと、その結果を踏まえて分析することには、意味があることも確か。その意味には、大きく3つあるんだ。 1.前もってどのような問題が出るかを把握し、本番の試験でも落ち着いて、効率よく問題を解くために行う演習と分析! 試験当日にいきなり問題を解くよりは、前もってどのような問題がでるかを知った上で臨んだ方が、気が楽に決まってるよね?だからみんなは過去問を解いてから試験に臨むんだろうけど、気分的な問題以上に大事なのが、前もって問題を解く順番と時間配分を考えておくこと!問題の種類や量をつかみ、それに合った解く順番と時間配分を考えて解くことで、かなりのスピードUPが見込めるんだ。(詳しくは「英語の勉強アドバイス−解く順番と時間配分」を読もう。) 2.現在の自分の実力の分析と比較し、今後の勉強を能率的に進めるために行う演習と分析! 英語はいろいろな分野に分かれ、それが単独、または統合されて出題される。もちろん、全部の分野の力があることが望ましけど、たいていの人は苦手なものがきっとあるはず。そこで、演習と分析をすることで現状を把握し、特に苦手なものや自分に不足している部分を中心に今後勉強することで、全体的なレベルアップにつなげるんだ。この自己分析を生かした勉強は模試などの活用法でも大事だけど、自分の志望校の過去問を使って演習と分析をし、それを活かして受験まで勉強すれば、合格の可能性が高まるからね。 3.特殊問題の把握のために行う演習と分析! 学校によっては、リスニングや自由英作文など、通常の受験勉強では対応できない分野がある。それらはほとんどの受験生が苦手とし、点数が低くなりがちな問題だから、その他の分野で挽回すれば十分なんだけど、対策をするに越したことはない。その他、その学校や学部特有の問題というのもままあるので、それがあるかを調べ、ある場合はできる限りの対策をしておこう。 以上の3つが大きな意味。つまり、分析といっても、問題自体を分析するだけじゃなく、演習の結果を元に自己分析もして、それらを生かして対策を立てて今後勉強することが大事なんだ! *意味のある演習と分析を行うために、下の方法を参考にしてみてね! |
<演習の方法> |
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1.問題をコピーする 読解の勉強法でも書いたけど、復習する時に書き込んだ方が分かりやすいし、復習後のチェックに何も書いてないものも必要になるので、問題はめんどくさがらず、必ず全てコピーしよう!(他の教科は別だけど、英語だけは絶対にコピーすることが大事!)実際の試験問題に近くするためと、問題を見やすくするため、少し拡大コピーするのもいいね。 2.解く時間と時間配分を考える まずは、自分なりに解く順番と時間配分を考えよう。紙にメモしておくとよい。(データベースに僕の勧める解く順番と時間配分があるので、それも参考にしてね。) 3.本番のつもりで問題を全て解く 2を元に、本番の試験のつもりで、問題を全て解こう!あとその際大事なのは、制限時間を実際のものよりも短くすること!本番ではどうしても緊張して解くのが遅くなるから、その分を前もって減らしておくんだ。10分マイナスぐらいがいいかな。(2を考えるときも、短く設定した制限時間で考えようね。) 4.大問ごとにかかった時間チェックしておく 大問ごとにかかった時間を、2の時のメモの横に書いておこう!実際の試験ではやらないことなんだけど、これが後の分析の時に役立つから、過去問演習の時にはやっておこう。 5.答えあわせと解説を使った復習 分析するために結果が分からないといけないので、答え合わせをしよう。また、問題を解いただけで覚えないと意味がないのと、より詳しく分析するためにも、解説を使って、しっかりと復習しよう。(分からない部分は辞書や参考書を使ったり、先生に質問に行こう!) |
<分析の方法> |
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分析1−解く順番と時間配分 演習の2と4でのメモを使って、時間が足りなかったものや、スムーズに出来なかったものがあったら、解く順番や時間配分を見直そう!もちろん時間だけ早くても意味がないので、問題の正答率も加味して考えようね。 分析2−現状分析と今後の対策(特に苦手な分野や系統の問題) 演習5で分かった問題の正答率と分析1をうまく利用し、自分の得意なものや苦手なものが何であるかをまず考える。そして苦手なものに関しては、その理由を考え、それに合った今後の対策を考えよう! 分析3−特殊問題の把握と対策 特殊な問題の演習の結果と分析を踏まえ、今後するべきできる限りの対策を考えよう!(ただし、配点が少ない場合や、他に受験する学校と共通する可能性が少ない場合は、特殊分野よりも、全体に関わる分野の対策に力を入れたほうがいい時も多い。自分には何が一番いいかをよく考えよう。とはいっても完全に捨てるのは危険だよ!) このように分析を行なう場合は、3つの観点から考えるといいんだ。 対策は各自の分析によって違うので、自分に合ったものを考えて、必ず実行しよう!簡単に言えば、知識不足ならその分野の覚え込みが必要だし、スピード不足なら知識力UPと共に、演習を数多くこなして慣れることも大事。 あと、複数の学校の過去問をやるだろうけど、自分の弱点や苦手な原因が共通していることが多いと思う。その時には、苦手な分野や系統の問題だけ何年もさかのぼって演習したり、似たような問題を他の学校の過去問や問題集で演習すると、苦手意識がなくなるよ。(もちろん復習で知識を蓄えることも大事!) |