↑アルクの英語は、受験にもすごく役立つよ!↑ |
がんばれ大学受験生-英語のアドバイス!
|
英作文は、必ずしもすべての学校で出題されるわけではないけど、いろいろなバリエーションで聞かれるし、多くの受験生が苦手としている分野。このページでは、英作文の勉強法について書くので、参考にしてね。
|
<英作文に対する考え方> |
---|
英作文は苦手にしてる人が多い。でもネイティブでない僕たちが英作をすれば、間違いが出てしまうのはどうしようもないこと。だから「完璧を目指すのではなく、できるだけ失点を防ぐ!」という姿勢で望もう。一見消極的に見えるけど、これが一番の作戦なんだ。採点も減点方式でされるのだから、それを逆手にとって、できるだけ減点されないようにするんだ。 そしてこれもよく言われることなんだけど、「英作文は英作文じゃなくて英借文!」この違いは何か?ここでいう英作文とは、日本語を見て、その部分部分に当てはまる英単語を思い浮かべ、自分なりに並べ替えること。これだとどうしても間違えるし、まったく意味の通じない文を書いてしまうので、全く点数がもらえないことも十分ありうる。そこで大事なのが英借文。ネイティブが書いた正しい文を元に、それを借りて単語などだけをマイナーチェンジすることが、何よりも大事なんだ。決して文を考えだそうとしちゃだめ! ということは、英作文で点数を取れるようになるために、できるだけ重要構文と熟語(特に文の基本となる動詞を含んだもの)を覚えることがまず大事!(基本的に僕は丸暗記は嫌いだけど、重要な構文を何度も声に出して読み込むことで、文の基本となる重要構文や熟語を覚えるといい。これは英作以外にも役立つよ。)また、英文を書くためのルールとなる、文法の知識の習得も必要。英作文はそれらの土台があって初めてできるようになるものなんだ! まずはこれらの前提事項を理解しよう!これを理解して解答を出せば、単語が分からないときや冠詞などの小さい部分をミスったとしても、大幅には原点されない。受験では採点者は莫大な数の解答を添削するのだから、文構造が全く意味を成さないものの場合、採点対象にはならないはず。だから、まずは構造的に正しい文を書くことが大事なんだ。 勉強法としては、1冊くらいの問題集をやって、書き方のコツを身につけ、書くことに慣れること!英作文といっても適当に日本語の文を作って出題されるのではなく、必ずポイント(先ほど言った構文と熟語や文法事項がそうなることが多い)がある。それを早く見抜き、正しい英借をすれば、十二分に合格点がもらえる。本当は書いたのを添削してもらうのが一番いいんだけど、これはできる環境があるかないかの問題がある。でもとにかく、書いてみないことには始まらないよ!書いた後に、模範解答を覚えることももちろん大事だけど、書かずに暗記しても、力になりにくいので注意! 上にも書いたように、英作文がいろいろな力が問われる総合問題でもある。逆を言うと、生半可な力ではしっかりとした英文を書くことはできない。だから、英作文の勉強をすると、語彙力や文法の力が本当に身に付いたかどうかのチェックにもなるんだ。志望校で出題される場合は対策がもちろん大事だけど、あまり問われない人も、英作文の勉強をするのは、英語の総合力をつけるための、とってもよい方法になるんだ!だから、積極的に英作文の勉強をしよう! また、英作文は、受験校によって出題方法にかなり違いがある。もちろん、傾向は傾向に過ぎないし、出ない人も勉強した方がいい(いきなり出るかもしれないし)けど、前もって過去問などで調べておいた方が、勉強する際に役立てやすいし、点数が取れるようになりやすい。特に、長い英作文や自由英作文が出る場合は、しっかりとした対策が必要になるからね。 最後にもう一度言うけど、英作文は完璧にはできない!だから、他の分野(読解など)で補うことも重要。点数の問題だけでなく、英作は時間があることが大切だから、受験問題を解く時には、英作文を解くための時間をできるだけ多くするために、他の分野をできるだけ早く解けるようになることも大事!(これに関しては、「解く順番と時間配分」も参考にしよう!)そして、可能な限りの英作文だけの対策をする。(やはり書いて、添削をして、書き方のコツを覚えることが一番。)その結果、合格点をしっかりと取れるようにするんだ! |
<バリエーションごとのポイント> |
---|
英作文には、いろいろなバリエーションがある。ので、バリエーションごとのポイントもまとめておくね。 1.いわゆる普通の英作文(1文から数文) まずは英訳をする日本語を読み、重要になるポイント(構文や熟語)を見つける。英作文といってもこのパターンは、意味なく問われてるのではなく、出題者のねらいがある。(これは他の英作文でもいえることだけどね。)あと正解は一つではなく数種類あるので、まずは主語と述語を何にして書くかを考える。この2つをよく考えて、できるだけミスを減らした英文を書く。 2.整除英作文 バラバラになった文を並べ替えるもの。1の英作は採点が難しい&時間がかかるので、マークシートの時はこのパターンが多いね。これは全然難しくない。まずは日本語がある場合はしっかり読んで、どの部分の英語を入れればいいかを考えること。その後は、いっぺんに全部を作ろうとするのではなく、(1)まずは品詞などに注意し3つくらいのまとまりをいくつか作り、(2)それを動詞を中心に最後に並べるとよい。特に、(1)で重要なのは熟語と品詞の概念、(2)で重要なのは構文と文法。関係詞(省略の場合もあり)が重要ポイントになることが多いので注目! 3.穴埋め英作文 正しい文の中でいくつかぬけている部分をうめるもの。文字数が指定されている場合も多い。これは英作というよりも、知識の問題。同じ意味をいくつかの言葉で言い換えられる力があると役に立つ。(例えば「〜を世話する」なら"look after 〜"と"take care of 〜"とか。字数が違うでしょ?) 4.自由英作文
何かのタイトルを与えられて、それを英語で書くもの。これは本当に厄介。まずは英語を書くことに慣れることが大切。次に1の英作ができる知識が必要。(短文の積み重ねなのだからね。)最後に、英語のパラグラフ構造は日本語のものとはまったく違うから、英語の論文の書き方みたいなのをちょっと読んでおくと役立つかも。 |
みんなのおすすめの英作文の教材があったら、ぜひ投票&コメントをよろしくー! 「大学受験英語問題集&参考書人気投票−英作文」 |